長崎の探鳥地
15 大村公園・池田湖
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大村公園
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大村公園
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環境
(大村公園)
国道34号線沿いの大村市役所横に広がる公園で、美しい海岸風景、
城跡の散策、スポーツと市民の利用度は高く、また、春はサクラやツツジ、
そして菖蒲の名所としても知られ、市民の憩いの広場である。
公園内の池は入り込みがあるため、かなり塩分を含んでいる。
ここには放流されたコイに混じりキンブナやメダカ、集団で泳ぎ回る
ボラなどが見られる。チョウセンイタチやタヌキも生息している。
城趾の中心部に祀られている大村神社への参道は、サクラ並木が美しく、
中でもオオムラザクラやクシマザクラが目をひく。この神社から西側に
位置する教育センターにかけての樹叢は照葉樹にいくらかの落葉樹が混じり
樹下にも多様な植物が見られる。
(池田湖)
高速道路から降り2分で到着。1周200mあり、遮るものはなく
対岸まで見通せる。
みどころ
(大村公園)
野鳥の生息密度が高く、春と夏はおもに留鳥が、秋から冬にかけては
冬鳥たちが多い。冬季にはイカルがイチョウの裸木の梢で澄んだ声を聞
かせてくれる。雑木林の中ではトラツグミが落ち葉を掻き分け餌を探す。
渡りの時期には、コムクドリやレンジャクの群れ、ヒタキ類やムシクイ類
も観察できる。
留鳥:シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ウグイス、ホオジロ、カワラヒワ、
モズ、キジバト、アオバト、ヒヨドリ、コジュケイ、カワセミ、
キセキレイ、イソシギ、コサギなど
冬鳥:ツグミ、シロハラ、イカル、コイカル、シメ、ミヤマホオジロ、
ビンズイ、ハクセキレイ、キクイタダキ、ジョウビタキなど
付近に競艇場があり、開催日の終了時(4時ごろ)には道路が混み合う
ので早めに切り上げたい。
(池田湖)
ホシハジロが多く毎年500羽が飛来。あと、わずかにマガモなどがいる。
バンやオオバンはパンなどを投げてやるとずいぶん近くまで寄ってくる。
野鳥案内掲示板が設置されている。
現在('99.8)、池は改修工事のため水を抜いてあり、一部水溜まりに
バンなどがいる。終了時期がいるになるのか気になる。
冬季探鳥会時にはヒドリガモ、ハシビロガモ、アオジ、エナガなど約30種類が
確認されている。秋にはサンカノゴイ、レンカクが葦原で確認された。
意外性のある池である。
探鳥会が冬季に開催されるが、大村高速道路インターから至近距離のため、
野岳湖と合わせ県外のBWも参加しやすい。マイカーの場合は3ヶ所を約2時間
もあれば堪能できる。
交通
(大村公園)大村高速インターより約10分。
(池田湖) 大村高速インターより約2分。