長崎の探鳥地
25 島原運動公園
所在地
島原市上ノ原
島原市の西側、眉山の麓にある。
環境
運動公園は芝生広場、グラウンド等がある程度であるが、その背後に広がる国有林は、松、落葉樹、常緑樹の混合林で、多彩な環境を有する。川はないが、人工の小さな池が造ってあり、水浴びにくる鳥が多い。
みどころ
運動公園では、周年シジュウカラが見られる他、冬期にはシロハラ、ジョウビタキ等が見られる。国有林では、周年、シジュウカラ、ウグイス、カワラヒワ、コゲラが見られる。冬期には、ミヤマホオジロ、ルリビタキ、シロハラ、クロジ、メジロ、アトリ、アオバト、カラ類が見られ、年によっては、ウソ、マヒワ等、小鳥類が見られる。人工池には、これらの鳥が水浴びに訪れ、間近に見られる。特に、早朝はシロハラが群れで訪れる。それをねらうハイタカ、ノスリ、フクロウ等の猛禽類も見られる。また、雲仙で繁殖しているソウシチョウの越冬地となっている。
観察時期
冬期がよい。春、秋は、それほど多くはない。
交通
島原鉄道島原駅下車、徒歩30分。タクシーで3分。