日本野鳥の会長崎県支部は、野鳥も人も地球の仲間を合言葉に環境問題も考えます。
<最新の情報に更新してご覧ください。>
風力発電は、クリーンなエネルギーとして注目されています。大気汚染や温暖化につながる二酸化炭素の排出もなく環境に優しいということで、全国各地に建設されています。長崎県も例外ではなく、風の供給を得やすい島嶼部や岬などを中心に建設されています。
しかし、野鳥をはじめとする野生生物、さらに、人や家畜にも、悪影響を与えることがわかってきました。
風力発電をめぐる諸問題を考えていきます。以下のレポートをご一読いただきたいと思います。
→「風力発電の野鳥・人への影響1.pdf」(227KB)
長崎県佐世保市にある烏帽子岳、隠居岳周辺は、アカハラダカ、ハチクマ、マナヅル、ナベヅルなどの野鳥たちの貴重な渡りのルートとなっています。しかし、今、烏帽子岳から隠居岳に続く稜線に風力発電施設の建設計画が進められています。バードストライク(衝突死)や渡りへの負荷、そして、人の生活にも影響が懸念される状況です。烏帽子岳付近での風力発電計画についてレポートしますので、是非、ご一読をお願いします。
なお、下の写真は稜線に4基の風車が建設されるイメージ写真です。
→「渡り鳥の十字路に風車建設反対.pdf」(220KB)
下の写真は長崎県佐世保市の宇久島での風車によるミサゴのバードストライク事故です。